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舌がギザギザしている・舌が変色している! それは危険なサインかも

顎模型

鏡で見た時に舌がギザギザしていたり、いつもと違う色をしていると感じたことはありませんか?
舌は健康を反映する健康のバロメーターとも言われているので、その舌の異変は何らかの不調のサインかも。
舌の変化を気にかけていれば、体の病気も早期に分かるかもしれません。
そこで、舌の見るべきチェックポイントと舌の危険な病気のサインをご紹介します。

不調な舌の5つのチェックポイント

健康的な舌は淡いピンク色をしていて、表面に少し白いコケがついている状態です。
力をいれずに舌を前にだして、鏡で見てください。
この時、食事後は避けて歯磨きやうがいをした綺麗な状態の舌で判断すると平常時の舌を確認することができます。

① 色

◆表面が白い場合

コケが増えすぎていて、血流不足のサインです。
栄養不足や冷え性、胃が弱い人に多くみられます。
黄色がかっている場合は、胃や肝臓のトラブルを抱えていることもあるので注意が必要です。

◆表面が赤い場合

熱で体がのぼせている状態だと舌の表面が赤くなることがあります。
また、舌に白いコケがなく、真っ赤になっている時は脳梗塞のリスクも考えられるので専門医を受診してみましょう。


② 形

干し椎茸のように舌が乾燥して、しぼんだ形やいつもより大きなしわがある状態になっていませんか。
お口の中が乾燥している水分不足の状態です。
口が乾いて唾液の分泌量が減ると、細菌感染をおこしたり、歯周病菌が増殖し口臭の原因になります。
舌が乾燥して委縮すると、味蕾(味覚を感じる部分)がつぶれて、味が分かりづらくなることもあります。


③ 舌苔(白いコケ)の状態

日ごろから舌苔の目で確認するようにすることでお口のトラブルを早期に解決できます。
また、口呼吸をしていると舌苔がつきやすいので、口呼吸がクセづいている方は改善をおすすめします。

舌苔が増えると、口臭や舌の痛みがでたり、味覚障害の原因になることもあります。また、胃腸が弱っていると白い舌苔が多くなるので注意が必要です。
逆に舌苔が減っている場合は抵抗力が落ちて、全身が衰弱している危険信号です。


④ 舌の血管

舌の裏には2本、くっきりした静脈があるので、形や色を左右見比べてみましょう。
正常な状態であれば、それらの静脈はうっすら青く見えます。
静脈が青黒く膨らんでいる場合は、心臓・婦人科系の病気血行障害の病気になりやすいサインです。


⑤ 動き

ゆっくり舌を前にだして、スムーズにまっすぐ出せるか確認してください。
上記の5項目を歯磨き後などに毎日チェックして「今すぐ、病院に行くべき症状」なのか判断してください。


特に危険な「3つの舌」

以下の3つの舌の症状は、特に危険なサインです。
当てはまった方はかかりつけ歯科の受診をおすすめします。

①舌が黒い

細菌の繁殖や食べ物、煙草の吸いすぎが原因で起こることもあります。
舌に黒い毛が生えたように見える黒毛舌は、抗生剤の副作用や体力の低下などで口腔内の細菌のバランスが変化した時にも発症しやすくなります。
胃潰瘍・胃がん・黒色腫・胃腸障害・腎障害などの重篤な病気の場合もありますので、口腔外科に相談してみましょう。


②まっすぐ舌がだせない

筋肉が正常に動かない状態で、血管が詰まっている心筋梗塞や呂律が回らなくなる構音障害の可能性もあります。
循環器内科や脳神経内科を受診しましょう。


③舌の裏の血管がぼこぼこしている

血管が紫色や青黒く見える時は血中に老廃物がたまって血流が悪くなっている場合があります。
血液に余分な糖や脂肪が含まれドロドロした状態なので、高血糖脂質異常症の可能性があります。
この状態をそのままにしておくと、血液がネバネバして流れが更に悪くなり、血圧が高くなります。
血液の流れが悪く血管がつまりやすい状態だと、脳卒中になる危険もあります。
舌の裏の静脈がボコボコして青黒く見えたら手遅れにならないように、早急に病院を受診しましょう。


舌の不調を放置しないでください

あきらかな舌の異変だと病院を受診すると思いますが、口内炎だとなかなか病院に行こうとは思いませんよね。
しかし、口内炎とよく似た、舌の粘膜が白くなる白板症という病気は、「前がん病」と呼ばれ、放置すると白板症の10%の人が口腔がんになるといわれています。
口内炎が2週間以上続く場合は早めに診てもらいましょう。

歯科医院で「舌がん」が診断できます!

最近、テレビなどでも耳にする舌がんですが、口内炎か舌がんなのかはご自身で判断することは難しいので、少しでも不安に感じたら歯科医院を受診してみましょう。
口腔がんは初期段階の生存率は97%以上です。
早期発見できれば、切除範囲も小さく済むので大きな後遺症もなく過ごせます。
症状があれば、健康保険の適用で診察できます。
受診前に簡単な症状を伝えて診察可能か確認しましょう。

舌の不調や気になる変化は早期の受診

お口の病気に限らず、どのような病気も「早期発見・早期治療」が大切です。
日ごろから舌を観察していると普段の舌の状態と明らかに違う症状が確認できます。
その症状は体の中で何らかの異変が生じたサインです。放置せずに一度、歯科医院を受診しましょう。
また、定期的に歯科医院にクリーニングに通っていて、初期の舌がんを発見して早期に治療できた患者さんもいらっしゃいます。

お口だけでなく全身の健康を守るために、ぜひ一度歯科健診を受けてみませんか?


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